Adobe Systemsは8月29日、Acrobat/Readerの修正版をリリースした。2017年8月8日に公開したセキュリティアップデートで発生する不具合を解決している。
同社によると、8月8日のアップデートでは、XFAフォーム機能に不具合が生じ、このアップデートで修正されるCVE-2017-11223の脆弱性が復元されてしまう。一部のユーザーで問題が発生していた。
同社は、問題が起きたユーザーにホットフィックスを先行提供したといい、今回の修正版で全ユーザーに配信される。これにより、不具合が発生する問題とCVE-2017-11223の脆弱性が解決すると説明している。