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コミュニケーション特化型のAI研究所を設立--トランスコスモス

NO BUDGET

2017-09-05 07:45

 トランスコスモスは9月1日、デジタル化が進む消費者と企業のコミュニケーション領域に特化した独自の人工知能(AI)や機械学習などの先端技術の研究所として「Communication Science Lab」(コミュニケーションサイエンスラボ)を同日設立したと発表した。研究所は本社内に設けられ、上席常務執行役員の緒方賢太郎氏が所長を務め、ニューヨーク大学の関根聡研究准教授を技術顧問に迎える。

 今後は外部研究機関やパートナー企業との共同研究を行うことで、AIやデータサイエンスを活用した次世代コミュニケーションの社会実装と人材育成を推進していくとのこと。


Communication Science Labロゴ

 デジタル変革への取り組みにより、消費者と企業間のコミュニケーションにもさまざまな変革が試されている。だが、デジタル時代の消費者と企業のコミュニケーションのあるべき姿を学際的・体系的に再構築する学術分野や研究機関が日本国内には存在しておらず、海外と比べても遅れを取っていると認識しているという。この問題意識に基づき本研究所を設立した。

 Communication Science Labの設立目的は、AI・ロボティクスなどの先端技術や機械学習・自然言語処理などのデータサイエンスを活用し、消費者と企業のコミュニケーションを総合的に科学することで、AIやデータサイエンスを活用した次世代コミュニケーションの社会実装に向けた実証実験、トランスコスモス独自の特化型AIやデータ解析手法の開発を推進する。開設時はトランスコスモスのAI・機械学習に関わる専門家を中心とする10人程度のメンバーで研究を開始し、研究内容のテーマにあわせて順次拡充する。

 具体的な活動内容は以下の5点。

  1. デジタル化やオムニチャネル化が進む消費者と企業の間のコミュニケーションの実態調査と課題整理
  2. 音声やテキストを中心とした非構造データの認識技術の現場実装に伴う課題解決やアノテーション手法の開発
  3. 機械学習や自然言語処理によるVOC(顧客の声)の話題分類や文脈解析に関するアルゴリズム開発
  4. AI・ロボティクスなどの先端技術によるコミュニケーションの自動化の実証実験とコーパス・ルールベースの整備
  5. 以上の活動を推進するために必要な、人材育成や啓発活動

 研究所は、活動を通じてデジタル時代の次世代コミュニケーションに不可欠なコーパス、ルールベース、アルゴリズムなどの情報資産を蓄積。消費者と企業の間の情報の非対称性を解消し、アジア最大の「コミュニケーションデータバンク」 を目指すとのこと。

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