FXサイトや仮想通貨サイトにDDoS攻撃--ダウン相次ぐ

ZDNET Japan Staff

2017-09-19 12:36

 国内のFXサイトや仮想通貨取引サイトに対する分散型サービス妨害(DDoS)攻撃が9月14日頃から継続的に発生しているもようだ。19日午前11時半時点でも一部サイトがダウンしている。

 マネーパートナーズによると、14日午前9時10分頃にDDoS攻撃が発生し、断続的にアクセスしづらい状況が続いた。テックビューロでは、15日午前9時頃から同日午後7時40分頃まで、ボットネットのDDoS攻撃によるアクセス過多から、取引所内に関わる処理で想定以上に時間がかかる状態になった。

 FXトレード・フィナンシャルは16日午前からDDoS攻撃を受け、一部サービスが利用できなくなった。同社は攻撃対象になったデータセンターからウェブサーバを移管し、ウェブサーバにおけるロードバランシングやファイアウォールによる攻撃元からの通信を遮断する対策を講じた。19日午前時点でも一部サービスを中断しており、同日正午以降に復旧する見込みだとしている。

 ヒロセ通商は、18日までにDDoS攻撃が原因でウェブサイトや一部のサービスを中断した。サービスへのログインについては部分的に復旧しているものの、19日午前11時半時点もDDoS攻撃による影響を拡大させないための措置として、ウェブサイトへのアクセスを意図的に遮断しているという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]