キヤノンITソリューションズは10月17日、ウェブセキュリティ製品の最新版GUARDIANWALL WebFilter Ver1.1」を発表した。30日から提供する。
GUARDIANWALL WebFilterは、ウェブフィルタリングや情報漏えい対策などの機能を搭載する。最新版は、フィルタリング機能で1億4000万以上のURL情報を持つエンジンに刷新し、既知の危険なウェブサイトなどへのアクセスをきめ細かく制御、遮断できるようになる。通信ログの管理や簡易分析機能も新たに搭載している。
また、独自という解析技術を用いてマルウェア特有の挙動がみられる端末からの通信を検知する機能も搭載。検知した通信は、事前に定義したルールに基づく制御が可能なほか、過去に遮断した通信の状況に基づいて自動的に類似の通信を検知、制御できるという。
この他に、ウェブメールサービスなどの解析機能の改善やOffice 2016/一太郎 2016形式のファイル検査の対応などを図っている。25ユーザー時の初年度ライセンス価格(税別)は、Linux版が15万円、仮想サーバ版が22万円からとなる。

最新版の概要