Cisco Systemsは米国時間10月23日、ユニファイドコミュニケーションおよびコラボレーション技術を手がけるBroadSoftをおよそ19億ドルで買収すると発表した。
Ciscoによると、両社はこの買収に関して既に合意しており、それぞれの取締役会の承認も得ているという。
またCiscoは、クラウドPBXや、ユニファイドコミュニケーション、チームコラボレーション、コンタクトセンター関連のソリューションを手がけるBroadSoftの買収が、企業におけるコラボレーションを念頭に置いた幅広いツールやソリューションを法人顧客に提供するうえで有用だと述べている。
19億ドル規模のこの買収を完了させるために、CiscoはBroadSoftの株式1株あたり現金で55ドルを支払うことになる。
Ciscoは、ユニファイドコミュニケーションが今回の買収の中核だと述べている。法人顧客は現代の業務を円滑に進めるうえで、コラボレーションツールとともに、音声やコンタクトセンターまわりのソリューションを必要としている。
BroadSoftのポートフォリオを、Ciscoの会議やハードウェア、サービス関連のソリューションと組み合わせることで、大企業に加えて中小企業の要望にもより適切に応えられるようになるとCiscoは考えている。
この買収は、規制当局の承認を経て2018年第1四半期に完了する見込みだ。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。