インテルが好調決算、メモリやIoT事業が成長--「強力な製品群」アピール

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-10-27 12:02

 Intelは米国時間10月26日、2017会計年度第3四半期決算(9月30日締め)を発表した。最高経営責任者(CEO)Brian Krzanich氏は、同社の製品ラインアップについて「今までで最も強力だ」と述べている。

 Krzanich氏のこうした楽観的なものの見方は、データと人工知能(AI)や、自動運転車といった市場への注力のみに支えられているわけではない、過去最高の利益に基づいている。

 第3四半期の利益は45億ドル(1株あたり94セント)、売上高は161億ドルで前年同期比2%増となった。非GAAPベースの利益は1株あたり1.01ドルだった。

 データセンター、モノのインターネット(IoT)、およびメモリ事業の売上高はいずれも過去最高となった。

主要事業部門の売上高と増減
主要事業部門の売上高と増減

 第4四半期の見通しについて、Intelは売上高が163億ドル(プラスマイナス5億ドル)、1株あたり利益が80セントと予想している。

 通期では、売上高が620億ドル、1株あたり利益が2.93ドルになると見込んでいる。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]