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セールスフォース、コラボ基盤「Quip」を国内で本格展開--チームの生産性向上へ

藤本和彦 (編集部)

2017-11-21 15:26

 セールスフォース・ドットコムは11月21日、コラボレーションプラットフォーム「Quip」の提供を始めた。チームの作業やコミュニケーションを1カ所にまとめることで、会議やメールの時間を減らし生産性を向上する。

 Quipは複数人が共同編集できる“リビングドキュメント”ツール。ワープロ機能と表計算機能を備える。チャットやコメントなどの機能が組み込まれており、ドキュメントに対する会話や変更の履歴を管理することができる。文書の版管理や繰り返しのメール添付といった煩雑な作業を減らす。

 米Salesforce.comによる買収後は同社ツールとの統合が進められ、今回、コラボレーションプラットフォームとして機能が拡張された。同社の主力ツールとの連携が可能になったことで、国内提供を本格化していく。

 「第4次産業革命のためのカスタマーサクセス基盤として、Quipはコラボレーションの領域を担うサービスだ。セールス、サービス、コマースなどの各ツールを横断して、コラボレーションを向上させる」(セールスフォース・ドットコム マーケティング本部 プロダクトマーケティング シニアディレクター 御代茂樹氏)

セールスフォース・ドットコム 御代茂樹氏
セールスフォース・ドットコム 御代茂樹氏

 その目玉の一つが「Live Apps」である。カンバンボードやプロジェクトカレンダー、スプレッドシート、プロセスバー、チェックリスト、カウントダウン、アンケートなど、さまざまなアプリをドキュメントに埋め込める。こうした機能を組み合わせることで、ドキュメントを中心としたタスク管理やプロジェクト管理が可能になる。

 Salesforceから顧客情報や商談情報を呼び出すことも可能。Quipのドキュメント上、あるいはSalesforceのサービス上で情報を変更・更新すると双方に反映される。複数のウィンドウやアプリケーションを切り替えて作業する必要がなくなるとしている。

 マーケットプレイス「AppExchange」との連携も2018年前半に開始予定。これによって、AppExchangeで提供されているツールをQuipのドキュメントに組み込めるようになる。

 ワークフローテンプレートも用意する。タスクやプロジェクトに最適なレイアウトやLive Appsを事前に組み込んだドキュメント/スプレッドシートで、チームの共同作業を速やかに始められる。営業担当やマーケティングチーム、製品担当向けのテンプレートを現在開発中としている。

 独自のLive AppsをQuip上に構築できる「Live Apps API」も提供する。

 価格は、Businessライセンスが1ユーザー当たり月額1200円、Enterpriseライセンスが同3000円。Salesforce連携とワークフローテンプレートの利用は、Enterpriseライセンスが必要になる。

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