TIS、RPAツールの導入支援サービスを提供--ツール選定から業務展開までサポート

ZDNET Japan Staff

2017-11-22 13:52

 TISは11月22日、定型的な単純作業をソフトウェアで自動化するRPA(ロボットによる業務自動化)ツールの導入支援サービスを開始する。ツール選定から実証実験(PoC)、業務展開までをサポートする。

 「TIS RPAソリューション」は、スピード最優先の試行錯誤で継続改善を図る「クイック導入アプローチ」、小規模で効果把握をしてから展開プランを考えていく「PoCアプローチ」、多人数業務を一度に自動化することで導入効果の最大化を目指す「プランニングアプローチ」の3種類のアプローチで構成されている。

 価格は、デスクトップ型のRPAツールで2システムを操作した場合で、クイック導入アプローチが1業務当たり30万円から、PoCアプローチが同100万円から、プランニングアプローチは個別見積もりになっている。

3種類のアプローチ
TIS RPAソリューションの3種類のアプローチ(出典:TIS)

 TISによれば、目的や利用シーンに応じた製品の選定や、導入のためのアプローチが適切にできていないことで、実際にRPAを導入して投資対効果を享受できている企業は多くない。そこで新ソリューションでは、ニーズに応じたツール選定と導入アプローチを提供することで、企業の業務効率化と生産性向上を支援する。

 RPAツールの導入対象となる業務として、「毎月発生する経費精算業務」「ウェブシステムへのマスター登録業務」「受信ファクスをもとに受注システムに目視登録する業務」「ストに記載された対象者へのメール送信業務」「複数システムから集めたデータを組み合わせた分析、加工、レポートの作成業務」などを挙げている。

PoCから導入、展開までのステップイメージ
PoCから導入、展開までのステップイメージ(出典:TIS)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. 開発

    「スピード感のある価値提供」と「高品質な製品」を両立させるテスト会社の使い方

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]