Intelが「Xeon D-2100」を発表した。このプロセッサは、低電力、高密度のエッジソリューションをターゲットとしたSoC型プロセッサアーキテクチャを採用しており、ネットワーク、セキュリティ、暗号処理のアクセラレーション機能を搭載している。
同製品ラインの特徴は次の通りだ。
- 14nmプロセステクノロジ
- 最大18コア、36スレッド
- 最大512GバイトのDDR4-2666 ECCメモリ最大4チャンネルに対応
- 最大3.0GHzのシングルコアIntel Turbo Boost Technology 2.0
- PCI Express 3.0最大32レーン
- Flexible High Speed I/O(HSIO)最大20レーン
- Intelメッシュアーキテクチャ
- バランス調整されたIntelスマートキャッシュの階層構造を採用
- 最大1 FMAのIntel AVX-512
- Intel QuickAssist Technologyによる最大100Gbpsの暗号化・復号化処理アクセラレーション
- Intel ハイパースレッディングテクノロジ
- Intel VTテクノロジ
- 10GbEアダプタ4ポートまで対応可能なIntelイーサネット
Intel Xeon D-2100
D-2100シリーズには、18コアの「Xeon D-2191」(2407ドル)から、8コアの「D-2145NT」(502ドル)までの製品ラインアップが存在する。
Intel Xeon D-2100製品ラインアップ
Intelが提供したデータによれば、D-2100は「Xeon D-1500」シリーズのプロセッサと比べ、L3のネットワークパケット転送能力が29%、ネットワーク性能が最大2.9倍、ストレージ性能が最大2.8倍向上しているという
ただしIntelは、公表した性能テストとベンチマーク情報はすべて「Spectre」および「Meltdown」対策のソフトウェアアップデートとファームウェアアップデートの適用前に計測したものであり、パッチの適用後には数字が変わる可能性があると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。