インテルが「Xeon D-2100」プロセッサ発表--エッジコンピューティング向け - 13/25

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2018-02-09 10:42

 Intelが「Xeon D-2100」を発表した。このプロセッサは、低電力、高密度のエッジソリューションをターゲットとしたSoC型プロセッサアーキテクチャを採用しており、ネットワーク、セキュリティ、暗号処理のアクセラレーション機能を搭載している。

 同製品ラインの特徴は次の通りだ。

  • 14nmプロセステクノロジ
  • 最大18コア、36スレッド
  • 最大512GバイトのDDR4-2666 ECCメモリ最大4チャンネルに対応
  • 最大3.0GHzのシングルコアIntel Turbo Boost Technology 2.0
  • PCI Express 3.0最大32レーン
  • Flexible High Speed I/O(HSIO)最大20レーン
  • Intelメッシュアーキテクチャ
  • バランス調整されたIntelスマートキャッシュの階層構造を採用
  • 最大1 FMAのIntel AVX-512
  • Intel QuickAssist Technologyによる最大100Gbpsの暗号化・復号化処理アクセラレーション
  • Intel ハイパースレッディングテクノロジ
  • Intel VTテクノロジ
  • 10GbEアダプタ4ポートまで対応可能なIntelイーサネット
Intel Xeon D-2100
Intel Xeon D-2100

 D-2100シリーズには、18コアの「Xeon D-2191」(2407ドル)から、8コアの「D-2145NT」(502ドル)までの製品ラインアップが存在する。

Intel Xeon D-2100製品ラインアップ
Intel Xeon D-2100製品ラインアップ

 Intelが提供したデータによれば、D-2100は「Xeon D-1500」シリーズのプロセッサと比べ、L3のネットワークパケット転送能力が29%、ネットワーク性能が最大2.9倍、ストレージ性能が最大2.8倍向上しているという

 ただしIntelは、公表した性能テストとベンチマーク情報はすべて「Spectre」および「Meltdown」対策のソフトウェアアップデートとファームウェアアップデートの適用前に計測したものであり、パッチの適用後には数字が変わる可能性があると述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]