Microsoftは同社の開発者向けツールをデータ科学者にとって身近なものにする取り組みを強化している。
Microsoftは米国時間2月15日、軽量エディタ「Visual Studio Code」(VS Code)が同日から「Anaconda」Pythonディストリビューションに同梱されるようになったと発表した。
Pythonは現在、人工知能(AI)のプログラミングで広く利用されている言語であり、AnacondaはPythonの主なディストリビューションの1つだ。
VS CodeはAnacondaと同時にインストール可能であり、Anacondaユーザー向けの専用機能を搭載している。
Microsoftは、これまでにもPythonコミュニティー向けに対応しており、VS Code向けのPython拡張機能が利用可能になっているほか、「Azure Machine Learning Studio」や「SQL Server」でPythonをサポートしている。
Microsoftは2017年に、「Visual Studio Tools for AI」と「Visual Studio Code for AI」を発表した。いずれも、同社の機械学習向けのスイート(開発コード名:「Open Mind Studio」)を構成するものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。