アダストリア、ウェブDBで稟議・決裁業務をシステム化--迅速な意思決定を支援

藤本和彦 (編集部)

2018-03-26 15:19

 カジュアル衣料品や雑貨を中心とした製造小売業(SPA)を展開するアダストリアは、稟議や決済といった申請業務をシステム化することで全社の業務標準化を進めている。システムの導入前に比べ、半分以下の時間で最終承認が得られるようになったという。

 新たに導入したのは、ドリームアーツ製の業務プロセス管理(BPM)型ウェブデータベース「ひびきSm@rtDB」。まずは紙書類で行っていた稟議・決裁業務をシステム化した。本部の約350人が利用する。スマートデバイスに対応し、社内外の場所に縛られず、どこからでも申請内容を確認・承認できるという。

 また、紙申請による手間やコストがなくなったほか、過去の申請履歴や進捗状況も簡単に確認できるようになった。意思決定のスピードを迅速化したことで、顧客体験を提供するために考える時間をより多く確保できた。

 3月からはブランドの販促物制作管理システムの試験運用を始める。店舗の申請業務への展開も予定している。

アダストリアのウェブサイト
アダストリアのウェブサイト

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]