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実用化が進む「AR/VR」、利用拡大の鍵は?

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2018-04-13 07:00

 仮想現実(VR)や拡張現実(AR)、複合現実(MR)と呼ばれるテクノロジは、いずれもまだ黎明(れいめい)期にあるが、実用化に向けた取り組みが活発化している。

 例えば、日本航空(JAL)と仏Airbusは2017年11月、MR技術を用いた航空機パイロットと整備士向けの訓練用アプリケーションを共同開発したと発表した。実機を使った訓練機会の減少などが課題となっており、両社は将来の実用化に道筋をつけることで課題解決を目指している。

 日本マイクロソフトもMR技術などを活用する企業のデジタル変革に向けた協業を相次いで発表。2016年11月に専用デバイス「Microsoft HoloLens」を国内で発売し、2017年10月には「Mixed Reality パートナープログラム」も始動させた。MR市場の成長を見越してビジネス分野での攻勢を強めている。

 その一方で、AR/VRはその特性上、体験内容とメリットを言語化することが難しいとされる。実際の導入に当たってもこの壁をいかに克服するかという点が課題となっているという。実際、中国のネット大手もAR/VR技術の普及に試行錯誤を繰り返しているという話もある。

 今回は、AR/VR/MRに関する活用事例や調査結果など、最新の動向把握のために役立つ記事をまとめた。

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