キングソフトは、ビジネスチャットツールの最新版「WowTalk 8.0」を8月4日に公開した。WowTalkは、社員間でのチャットや無料通話、社内SNSなどの機能を持った企業内チャットツールで、円滑でスピーディーな社内コミュニケーションを促し、業務効率の向上に貢献するという。
今回のアップデートで、タスク管理やメンションによる個別通知、グループトークごとの通知オンオフ切り替えが可能になった。
タスク管理機能では、担当者ごとのタスクを作成、編集できるようになった。作成したタスクにコメントや画像を添付でき、タスク中心のコミュニケーションが可能になると説明。各担当にアラートを通知できるので業務の進ちょく管理にも役立つとしている。
メンションは、グループトーク内で個別に名指し、相手に通知できる機能で、@を入力するとグループに所属しているメンバーリストが表示され、相手を選択しメッセージを送られる。これによりグループ全体のトーク内容を共有しつつ、相手を指定した個別のやりとりができ、トーク履歴に埋もれることなく会話できるという。
メンション機能の例(キングソフト提供)
グループトークごとの通知オンオフ設定では、グループトーク内の新メッセージのプッシュ通知をグループ別にオンオフを切り替えられる。緊急連絡時のトークはオンにし、その他はオフに切り替えるといった利用もでき、優先順位に応じた設定が可能だ。
また、ユーザー単位で機能をカスタマイズ設定できる。チームや部署など個別で「ロール」を作成し、WowTalkで使える機能を細かく設定できるようになっている。
この他、テキストだけでは伝わりにくい表現やコミュニケーションを加速させたい時に便利なスタンプを新たに40種追加。ピンコード機能やQRコードによるログイン機能などが追加されている。
追加されたスタンプ(キングソフト提供)