アップルの「FoundationDB」がオープンソース化

ZDNET Japan Staff

2018-04-20 13:13

 Appleが分散データベース「FoundationDB」のコアをオープンソースとして公開した。FoundationDBのサイトで米国時間4月19日に発表された。FoundationDBは、すでにGitHubで入手可能になっている

 Appleは2015年にFoundationDBを買収した。同名のNoSQLデータベース「FoudationDB」は、現在「iCloud」をはじめとするAppleの大規模サービスを支える基盤技術となっているとされる。Appleがオープンソースとして提供しているソフトウェアはほかにもあり、2015年には開発言語「Swift」をオープンソース化したことでも話題になった。

 FoundationDBは強力でシンプルな「コア」に「レイヤ」を追加することでさまざまに機能を拡張していくことが可能なデータベースだ。発表文によれば、Appleは今回の再オープンソース化によって、オープンで活発な開発コミュニティが構築されることで、「数多くのさまざまなレイヤが急速に開発され」、「レイヤのエコシステム」が生まれることを期待しているという。

 Venture Beatによれば、Hacker Newsでは、今回の発表を受けてすでに開発者の間で議論が始まっているようだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    KADOKAWAらの事例に学ぶ、2024年サイバー攻撃の傾向と対策

  2. セキュリティ

    MDMのよくある“12の悩み”を解決!Apple製品のMDMに「Jamf」を選ぶべき理由を教えます

  3. ビジネスアプリケーション

    CIO必見、経営層に響く「AIエージェント導入」説明--7つの役職別シナリオで解説

  4. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  5. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]