NTTデータは5月21日、テックファームおよび京都銀行と新しい事業性評価基盤の開発に向けた実証実験を開始した。
この実験は、消費者や観光客へ、京都市内で「おとなの社会科見学」(地域事業者による自社商品・サービスの体験や工場見学など)を提供し、その体験アンケートをNTTデータおよびテックファームが分析、地域事業者および京都銀行にフィードバックするもの。地域事業者の事業改善や、財務指標によらない定性的な事業性評価に活用できるかを検証する。
実証実験の概要
おとなの社会科見学は、参加事業者が一般消費者に自社工場など現場を解放し、自社の事業に関する説明やディスカッション、ワークショップを30分程度行うもの。事業者の日常を可視化することを目的とし、あえて観光者向けにアレンジされたエンターテインメント要素を排除した形で実施する。
実験は6月10日まで京都市内で実施する。参加事業者は下記の通り。