AI特化型インキュベーターであるディープコアは5月31日、シード、アーリーステージの人工知能(AI)スタートアップへの投資を目的としたベンチャーキャピタルファンド「DEEPCORE TOKYO1号 投資事業有限責任組合」を設立したと発表した。
資金規模は総額60億円を目標としている。第1号案件として、4月にVAAKに出資したことを併せて明らかにした。
DEEPCOREは「CORE for Disruptive Innovations」を掲げ、AI、特にディープラーニング分野の優れた若手起業家の育成を目指すAI特化型インキュベーター。
技術で破壊的イノベーションを起こす起業家を育成するエコシステムを構築し、ディープラーニングをはじめとしたAI技術の社会実装を目指す。東京・文京区本郷にコミュニティおよびコワーキングスペース「KERNEL HONGO」を今夏オープンし、AIテクノロジーを推進するコミュニティ運営や企業などとの共同実証実験、スタートアップ支援を行う。
有望なAIスタートアップの成長を支援し、日本から世界に破壊的イノベーションを起こすことを目指し、本ファンドを設立したとしている。