調査

国内クライアント仮想化ソリューション市場、2022年に9415億円まで拡大

NO BUDGET

2018-06-28 06:00

 IDC Japanは、国内クライアント仮想化ソリューションの関連市場予測を発表した。

 これによると同市場は、2022年には9415億円まで拡大し、2017〜2022年の年間平均成長率を7.0%と予測されている。また、クライアント仮想化サービス(Desktop as a Service)分野では、同期間の年間平均成長率が25.2%という高成長が見込まれる。

国内クライアント仮想化ソリューション市場予測、2017年~2022年
国内クライアント仮想化ソリューション市場予測、2017年~2022年

 クライアント仮想化利用ユーザー数は、2022年には854万人、モバイル仮想化利用ユーザー数は1053万まで拡大すると予測される。

 業種別では、2017年にインターネット分離対策が進んだ「官庁/自治体/教育」のユーザー数が最も多く、2022年には168万人まで拡大するとした。また社数/従業員数の多い「製造」や、IT先進業種の「金融」のユーザー数も、それぞれ161万人、131万人まで拡大すると予測している。ユーザー数の伸び率が高い業種は「建設/土木」で、今後はBIM(Building Information Modeling )/CIM(Construction Information Modeling)へのVDIの実装が進むとIDCでは見ている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]