Googleは米国時間7月18日、「Google Cloud Plartform Marketplace」(GCP Marketplace:旧称「Cloud Launcher」)で、本番環境ですぐに利用できる商用「Kubernetes」アプリケーションの提供を開始したと発表した。
Google Cloud担当のJennifer Lin氏は米ZDNetに対して、Kubernetesは成熟したレベルに達し、多くの組織が本番環境で使用するようになっているため、マネージドKubernetes環境に手軽に配備できるコンテナアプリケーションを見つけ出す手段が求められていると述べた。またソフトウェア開発企業は、自らのアプリケーションをクラウドネイティブなかたちで前面に押し出すようになってきているという。
Lin氏によると、Googleはこれら2つの現実を踏まえたうえで、そういったアプリケーションの発見とプロビジョニング、配備を促進することに市場機会を見出したという。
顧客はGCP Marketplaceを利用することで、「Google Cloud Platform」(GCP)や「Google Kubernetes Engine」、オンプレミスのクラウド、その他のパブリッククラウドで稼働するKubernetesクラスタ上にアプリケーションを配備できる。
GCP Marketplace上で提供されているKubernetesアプリケーションはすべて、Googleによってテストされている。これらのアプリケーションには、「Aqua Security」や「Couchbase」「Aerospike」「DataStax」「Neo4j」「GitLab」「Kasten」が含まれている。
なお、アプリケーションの料金は、GCPの利用料金としてまとめて課金される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。