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GEがデジタル事業の主要部分を売却検討との報道--どう見るか

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2018-08-03 13:02

 The Wall Street Journalによると、General Electric(GE)はデジタル事業の主要部分の売却を検討しているという。同社の産業用IoTプラットフォーム「Predix」やソフトウェア資産が対象となる可能性があり、テクノロジ企業と産業用インターネットのリーダーになるという壮大な計画を断念することになるかもしれない。前最高経営責任者(CEO)のJeff Immelt氏は、2020年までにGEをソフトウェア企業のトップ10に育て上げる戦略を精力的に進めていた。

 その計画はお蔵入りとなるかもしれない。GEは電力事業と航空宇宙事業向けに、いくつかのソフトウェア資産を残しておくが、大手ソフトウェアプロバイダーになるという計画は棚上げするという。

 GEは2015年に、ソフトウェア企業のトップ10入りという目標を掲げ、GE Digitalを立ち上げた。そして2016年には、産業用IoTで欧州の企業や開発者と連携するために、パリに「デジタル・ファウンドリー」を開設。2017年は、Predixに新たなエッジ機能を追加したほか、「Amazon Web Services(AWS)」を推奨クラウドプロバイダーに選定した。2018年に入ってからも、「Microsoft Azure」上でPredixプラットフォームを標準化するために、Microsoftとの提携を拡大している。

 IoTの歴史を振り返る時、GEはPredixよりもIoTソフトウェアのマーケティングで思い出されることになるかもしれない。

 筆者が以前行ったインタビューで、企業向けIoTプラットフォームを手がけるC3 IoTの最高経営責任者(CEO)であるTom Siebel氏は、同氏の目標や産業用インターネットの背景となる考え方が大きく前進したのは、GEのマーケティングのおかげだと冗談半分に語った。それは、C3 IoTのような新興企業にはなし得なかったはずだ。GEがたった1社で、マーケティング(そしてGEによる開発者の求人)を通じて、IoTに対する認識を高めたと言えるかもしれない。 

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