ラック、自動セキュリティ監視サービスの基盤を提供開始

NO BUDGET

2018-10-04 17:04

 ラックは、自動セキュリティ監視システム「CloudFalcon」を新規開発し、提供を開始すると発表した。同システムは、セキュリティアナリストによる高度な監視サービス「JSOC MSS」のノウハウを活用している。

 主に大手企業向けに提供してきた「JSOC MSS」は、セキュリティ監視分析システム「LAC Falcon」をベースにしているが、「CloudFalcon」は、このLAC Falconで開発してきた20万を超える分析ルールに加え、「JSOC MSS」や「サイバー救急センター」などで得られた脅威情報から新たに生成される分析ルールを適用している。

 「CloudFalcon」を利用することで、専門のセキュリティアナリストの判断を要せずに、高度で高品質なセキュリティ監視ができ、クラウド上でシステム稼動させることにより費用・運用負荷の大幅低減も実現する。今後、人工知能(AI)による分析ルール自動生成機能を拡張する予定だ。また現在の対象機器は、パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール「PAシリーズ」、フォーティネットの次世代ファイアウォール「Fortigateシリーズ」となっている。

 ユーザーへの提供は、KDDIデジタルセキュリティとデジタルハーツの2社が行う。両社を通じて3年後に10億円の販売目標を掲げる。

   

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]