IBM、「会計データ・オン・クラウドプラットフォーム」を金融機関ら52社と検討

NO BUDGET

2018-12-27 12:36

 日本IBMは12月25日、中小企業・小規模事業者の財務・会計データを金融機関に提供できるようにするデジタルデータ基盤「会計データ・オン・クラウドプラットフォーム」について、金融機関や会計ソフトメーカー、企業財務システムベンダーなど52社と検討を開始すると発表した。

 このプラットフォームは、中小企業・小規模事業者の財務や会計データを金融機関にデジタルデータとして提供できるようにするもの。クラウドおよびAPIを活用し、金融機関内での財務データの取り扱いに関する事務効率化の実現、融資審査の迅速化・高度化を実現する。

 同社は、各社と「会計データ・オン・クラウド」の実用化に向けて、業務の流れ、システム要件、APIの有効性などを検討し、データ連携の仕組みを柔軟かつ容易に構築することを目指す。今後は、同プラットフォームを2020年からサービス開始することを目標に検討を進めていく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]