茨城県庁では、4種の業務に絞ってRPA(ロボティックプロセスオートメーション)の実証実験(PoC)を実施。その結果、対象業務に掛かる職員の労働時間を86.2%削減できることを確認した。
実証では、RPAソフト「UiPath」を活用した。同ソフトは、サーバ内でバックグラウンド実行する「サーバ型」と、PC内のエージェントとして機能する「クライアント型」に対応。今回は、個々の端末で業務を代行するクライアント型で実験導入を進めた。
庁内で類似する40種類の業務に適用した場合、年間4万6000時間を削減できると推定している。