働き方改革関連法が4月から施行される。その一環で労働基準法も改正され、「年次有給休暇の時季指定義務」も施行される。これは、年10日以上の有給休暇が与えられる労働者に対して、年5日は使用者が時季を指定して取得させることが全ての勤務先に義務付けられるというもの。
今回の改正はどこまで認知されているのか、改正に対する賛否、有休についてどのような運用されているのか、総合求人サイト「はたらこねっと」を運営するディップが調査した。
勤務先が有給休暇を取得しやすい風土かどうかを聞くと、「どちらかといえば取得しやすい」35%、「取得しやすい」27%、あわせて62%が“取得しやすい”と回答。一方で“取得しにくい”と答えた38%の理由として、「勤務先の人手不足で休めない」21%が最多となり、次いで「上司・同僚が取得していないため」12%、「有給休暇取得をよく思わない風土がある」9%と続く結果となっている。
図1:勤務先は有給休暇を取得しやすい風土ですか(出展:ディップ)
図2:取得しにくいと答えた理由は何ですか(出展:ディップ)