セキュリティソフトなどを開発、販売するウェブルート(港区)は公衆Wi-Fiで仮想プライベートネットワーク(VPN)に接続するアプリ「Webroot WiFiセキュリティ」を発表した。同日から日本の個人ユーザー向けに販売する。
危険な疑いのある接続先の場合、自動でVPNに接続して通信を暗号化する。ネットワーク接続に最適なVPN接続サーバー、プロトコルを自動で確立し、安全で迅速なインターネット接続を提供するという。
インターネット全体をスキャンして取得した世界中の脅威情報などをクラウド上で分析、URL間の隠れたつながりなどを明らかにする脅威情報サービス「Webroot BrightCloud」と連携。マルウェア感染やユーザー名、パスワードなどの盗難の可能性がある悪質サイト、リスクの高いサイトへのアクセスを防止するとしている。
iOS、Android、Mac、Windowsに対応。App Store、Google Playストアのほか、ウェブサイトからPC向けソフトをダウンロードできる。
Windows、Mac、Android向けには、WiFi Security未起動時に全てのインターネットトラフィックを遮断できるオプション「Kill スイッチ」を提供する。オンラインバンキングなど、機密性の高い作業の安全を確保できるとしている。
Play Storeでは、デバイス3台までの場合、月額だと580円、年間だと5980円。5台までの場合、月額は780円、年間だと7980円。
App Storeでの税別価格は、デバイス3台までの場合、月額だと580円、年間だと5900円。5台までの場合、月額は780円、年間だと7900円。
米国では2018年10月から販売しており、現時点では法人向けとしての提供予定はないという。