伊予銀行は、法人向けの融資審査業務に人工知能(AI)を適用するための検証を始めた。同行の融資支援システムを構築しているフューチャーが7月2日に発表した。
現在、融資支援システムには法人融資の審査業務を支えるコアデータが蓄積されており、今回の実証ではこのデータの分析にAIを適用する。これにより、法人向け融資審査業務の効率化と品質向上を図る。
フューチャーは、2005年に同行の融資支援システムを構築して以来、14年にわたり技術支援を提供してきた。今後も、同行の経営と業務の実態に適合した効果的な仮説検証型のAI適用コンサルティングを実施するとしている。