NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、データ活用に必要な全ての機能をワンストップで利用できるプラットフォーム「Smart Data Platform」を発表した。9月30日から提供する。

「Smart Data Platform」の全体像
企業は同プラットフォームを利用することで、IT部門や事業部門がすぐにデータ活用環境の構築や保守業務を効率化し、企業のデジタルトランスフォーメーション実現へのリソースシフトが可能となる。
NTT Comが提供してきた豊富なセキュリティサービスに加え、インターコネクト機能による閉域網内での安心安全なアプリケーション接続、データの匿名加工など、収集・蓄積・管理分析におけるプロセス全体のセキュリティを担保し、IT部門のセキュリティ管理稼働やデータ漏えいリスクを軽減する。
また、クラウドやオンプレミスなどの多様な環境に点在するデータを統合・連携させることが可能になる。NTT Comが提供する人工知能のアプリケーションに加え、他社が提供するデータ活用アプリケーションも「Smart Data Platform」と連携して利用できる。
今後、企業データの収集・統合・管理・可視化・分析ができるNTTデータの情報活用基盤「iQuattro」との連携機能や、データの匿名加工サービス、複数の事業者が提供するクラウド、データセンター、SaaSなどの間でデータを流通させるための接続基盤「Flexible InterConnect」、Wasabiオブジェクトストレージ、収集・蓄積されたさまざまなデータの統合を行うiPaaS機能などが順次提供される予定だ。
また、サブスクリプションビジネス支援や人工知能を活用した高品質音声サービスなど、「Smart Data Platform」と連携するアプリケーションも順次提供していく。