ふくおかFG、「マイナポータルAPI」との連携で実証実験--ローン申請などで利便性向上

NO BUDGET

2020-01-24 13:31

 ふくおかフィナンシャルグループ(ふくおかFG)とNECは、内閣府の「マイナポータルAPI」を使って行政機関が保有する個人情報をオンラインで取得し、ローンなどの申し込み手続きに活用する実証実験を開始した。

 マイナポータルAPIは、行政機関などが保有する所得や世帯などの自己情報をウェブサービス提供者が利用できるようにするオンラインサービス。金融商品の手続きに連携するのは業界初の試みになるという。

 今回の実証実験は、ふくおかFG傘下の福岡銀行が提供するローン商品をモデルケースに、本人の同意のもとマイナポータルAPIを通じてローン審査に必要となる所得などの自己情報を取得し、利便性の向上や行内事務作業の削減などで有効性を検証する。

実験の概要
実験の概要(出典:報道資料)

 今回の実証実験における検証結果を踏まえ、マイナポータルAPIの活用領域拡大に向けた検討を進めていく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]