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プログラミング言語ランキング、「Objective-C」とアップル「Swift」の動きに注目--TIOBE

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2020-02-11 08:30

 Appleが「Objective-C」の代わりとなる新しい開発言語として「Swift」を導入したことで、数年前から開発者のObjective-C離れが始まっている。しかし今や、それがTIOBEのプログラミング言語人気インデックスにも反映され始めた。

 TIOBEは、いくつかの検索エンジンのクエリー結果を利用してランキングを作成しているが、今回のトップ3は「Java」「C」「Python」だった。

 TIOBEのランキングは、ほかの人気インデックスとも似通った結果になっている。例えば言語のチュートリアルに対するGoogle検索の量に基づく人気ランキングであるPYPLでは、トップ3はPython、Java、JavaScriptとなっており、GitHubが同サイトのオープンソースプロジェクトを元に作成したランキングでは、JavaScript、Python、Javaが上位を占めた。また、IEEE Spectrumのトップ3は、Python、Java、Cだった

 しかし、近年のTIOBEのランキングにおけるSwiftとObjective-Cの順位は、開発者の困惑を呼ぶものだった。開発者の間では、2019年になってもObjective-Cの順位が上昇し、Swiftの順位が下がったことが一部で話題になった

 ところが、TIOBEの2020年2月のランキングでは、開発者がSwiftやほかのクロスプラットフォームモバイル開発フレームワーク(「Xamarin」など)に移行している現実を反映して、とうとうObjective-Cの順位が下がってきたようだ。

 Objective-Cは先月から順位を7つ落とし、2019年2月の結果と比べると10位ランクダウンの20位となった一方、1年前は20位だったSwiftが今回は10位となり、順位は逆転した。

 TIOBEが米国時間2月5日に公表した記事では、Appleが2014年にSwiftを導入して以降、これら2つの言語に何が起こったかを説明している。

 TIOBEによれば、Objective-Cのインデックスは2014年から2016年にかけて急速に低下したが、開発者はクロスプラットフォームの開発フレームワークに向かったため、Swiftのインデックスの上昇は比較的緩やかだった。ただし、Objective-Cの20位へのランクダウンには、予想よりもはるかに長い時間がかかったとも述べている。

 TIOBEは記事の中で、「AppleがObjective-Cの後継言語として新しいプログラミング言語であるSwiftを発表したのは2014年のことだ。当時、Objective-CはTIOBEのインデックスで3位を占めており、その頃は「iPhone」や「iPad」用のモバイルアプリの開発が盛んだった」と述べており、さらに次のように続けている。

 「発表後、Objective-Cの市場シェアは、2014年の12%から、2016年には1%にまで低下した。ところが驚くべきことに、同時期のSwiftの市場シェアは、1%から2%に増えただけだった。ほかの10%は、複数のモバイルプラットフォームでコンパイルできそうなほかのプログラミング言語に流れたとみられる」

TIOBEの言語人気ランキング Objective-Cは、先月に比べ7位、TIOBEの2019年2月のランキングに比べて10位順位を落とした。
提供:TIOBE

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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