クラウド型業務ソフトウェアを展開する米Infor(インフォア)は、フィンランドの大手食品製造企業Saarioinenが、食品・飲料業界向けクラウドERP(統合基幹業務システム)「Infor CloudSuite Food and Beverage」を採用したと発表した。インフォアは、Saarioinenが製品開発を標準化・簡素化・迅速化し、顧客体験の改善とデータ駆動型のビジネスを推進できるように支援する。
Saarioinenは市場を調査した結果、業界特化型の機能を評価し、Infor CloudSuite Food & Beverageを選択したという。
Saarioinen 事業開発ディレクターのEero Kinunen氏は「われわれは、20年以上にわたってインフォアのソリューションを利用しており、常に将来を見据えたシステム構築を検討していた。インフォアの最新テクノロジーにより、業務プロセスを改善するだけでなく、より迅速かつ機敏にイノベーションを推進するためのプラットフォームを構築することができる」と述べている。