第10世代Core vProが供える新機能の1つに「Wi-Fi 6」への対応が挙げられる。具体的にはIntelが先行してIEEE 802.11axの規格を独自実装することで、理論値2402Mbpsの通信を実現する「Wi-Fi 6 Gig+」をサポートする。
当然ながらWi-Fi 6の認証を受ける上で必要条件となった、Wi-Fiの新規格である「WPA3」にも対応する。Wi-Fi 6では従来と比べて4倍の容量と拡張性を持ち、160GHzチャンネル有効時は802.11ac デュアルバンド2×2と比較して約3倍の速度を体感できるという。
※クリックすると拡大画像が見られます
Intelは2019年から次世代ノートPCの展望を提言する「Project Athena」を推進してきた。Project AthenaとのvProプラットフォームについて、Hallford氏は「PCは常に準備ができていることを期待され、バッテリーの持続性と接続性の良さや適応性を求められている。Project Athenaでセキュリティ、管理性、安定性を補完し、素晴らしい組み合わせだ」と語った。同プロジェクトにはPCベンダーをはじめとする100社以上が参画している。
※クリックすると拡大画像が見られます
※クリックすると拡大画像が見られます