荒川区、「特別定額給付金管理システム」をセールスフォースで運用開始

NO BUDGET

2020-05-28 10:35

 東京都荒川区は、セールスフォース・ドットコムの「特別定額給付金管理システム」を運用開始した。同システムは、同社パートナーの両備システムズの協力を得て開発された。

 特別定額給付金関連業務において、受付後から給付までの一連の申請管理や進行確認を行う。住民からオンラインもしくは郵送にて給付金申請を受け付けた後、両方の情報をまとめて給付金の一連の業務を管理する。これにより、荒川区では、受付直後から給付金支払いまで、区民一人ひとりの申請状況を一括で管理できるようになる。

 同システムはLGWAN(閉域網接続)経由でのみ利用可能なため、セキュリティ面においても安心・安全に利用できるという。

 主な機能としては、給付対象者(世帯・世帯構成員)の確認・審査をはじめ、バーコードリーダーによる郵送申請の受付およびDV申請者の把握、オンライン申請(マイナポータル)の取込および二重支払い防止などを機能がある。また、給付金支給プロセスの進行管理と状況の可視化や、既存の基幹業務情報(住民基本台帳など)提供データの照会、金融機関への振込依頼情報管理などの機能も利用できる。

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