ソーシャルゲーム開発などを事業とするグリー(港区、連結従業員数1702人)は、ビジネスチャット「Slack」と経費精算管理サービス「Concur Expense」を連携。Concur ExpenseにログインせずにSlackで承認、差し戻しできるようになっている。
SlackとConcur Expenseの連携では、データ連携サービス(Integration Platform as a Service:iPaaS)「ActRecipe」を採用し、Slack用アプリケーション「ActRecipeBot」を活用している。ActRecipeを開発、提供するアスタリスト(港区)が7月22日に発表した。
活用イメージ(出典:アスタリスト)
グリーは、2019年2月からConcur Expenseを全社で活用。業務オペレーションを更に効率化すべく採用したという。ActRecipeBotのファーストユーザーになると説明している。
ActRecipeは、クラウドサービスを連携させ、データを統合、変換を自動化するサービス。
財務会計領域のSaaS、FinTechなどに特化したSaaS間連携ワークフローを“レシピ”として準備。選択するだけで連携できるという。ウェブAPIを提供するクラウドサービスであれば、どのような組み合わせも実現できるとしている。
連携サービスイメージ(出典:アスタリスト)
月額利用料金は5万円から。プラン、接続先、従業員規模によって変動するという。
承認者がConcur ExpenseにログインせずにSlackから承認、差し戻しができるActRecipeBotは、2020年3月から提供している。
ActRecipeBot活用イメージ(出典:アスタリスト)