ヤマハ発動機、出張管理と経費精算をクラウドで刷新--半年で移行

藤代格 (編集部)

2020-04-23 07:15

 二輪車の開発、販売などを手がけるヤマハ発動機(静岡県磐田市、連結従業員数1万567人)は、間接費管理基盤として経費精算サービス「Concur Expense」、出張管理サービス「Concur Travel」を採用。

 複数のシステムで構成される複雑な旧システムから6カ月で移行し、2019年11月から稼働しているという。4月22日、サービスを提供するコンカー(中央区)、コンサルティングから導入支援までを担当した日本IBMが発表した。

 Concur Travelで会社の出張規程に沿った航空券、ホテルを手配でき、予約情報はConcur Expenseの経費精算申請と連携するという。出張規程遵守の徹底に加え、コスト削減やガバナンスを強化できるとしている。

 Concur Expenseは、税別月額利用料3万円からの中小企業向け「Standard」、複雑な請求書業務、出張管理、高度な分析などに対応する中堅大企業向け「Professional」の2つを用意している。

 Professional、Concur Travelはユーザーの要望に合わせて仕様などをカスタマイズするため、一律の料金体系ではないとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  4. セキュリティ

    失敗しない「脱PPAP」とは?主要ソリューション5つを徹底比較してわかった勘所

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]