Spectee(スペクティ)は、千葉市が災害対応・危機管理対応に、同社の危機管理情報サービス「Spectee Pro」を採用したと発表した。
同サービスはでは、TwitterやFacebookなどのSNSに投稿された情報を基に、自然災害、事故、感染症など100以上のカテゴリーを、市区町村、空港や駅、商業施設、観光地周辺といった対象と組み合わせて、「どこで何が起きているか」をリアルタイムに通知するという。

利用画面(出典:スペクティ)
さらに、AI(人工知能)を活用してSNS上のデマや誤情報の判定、情報の重要度の解析などを行うとともに、情報分析の専門家で構成されたチームにが24時間体制で情報を精査する。
千葉市ではSpectee Proをトライアル利用してきたが、市民から投稿される写真や動画を解析してリアルタイムに収集するだけでなく、デマの排除や、地図などによる分かりやすい表示なども災害現場で活用できると判断し、今回の本格導入に至ったとしている。