同社は2019年11月からパブリッククラウドベースのPBXサービスである「Cisco Webex Calling」を提供。UCM Cloudは以前から政府向けサービスとして提供しており、欧米では2019年から提供を始めていたが、日本では今夏から提供を始めた。UCM Cloudの想定顧客は「1000ユーザー以上で、電話業務が中心となる業種。カスタマイズやサードパーティー製品の連携が必要な顧客」(泰道氏)
利用可能な地域は日本を含めた60カ国以上のため、多国展開する企業による利用シーンにも合致するだろう。石黒氏はUCM Cloudの強みとして、「われわれは大企業から中堅中小企業まで展開しているため、セキュリティは妥協しない。そのため世界各国の規制に従い、ISO(国際標準化機構)などに準拠している」と説明した。

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また、昨年発表した「働き方改革支援 特別プラン」をリニューアルし、初年度に適用した特別価格を2年目以降(2021年7月24日まで)も継続する。さらにヘッドセットやテレワーク向けハードウェアを特別価格で提供するプランを2020年9月以降に発表する予定であることを明らかにした。