Microsoftは米国時間9月13日、ソーシャルメディアサービス「TikTok」の米国事業買収に関する交渉でByteDanceから売却をしないとの連絡を受けたと発表した。一方で同日、米紙Wall Street Journalは関係筋の話として、Oracleが買収交渉に勝利したと報じた。
TikTokの米国事業をめぐっては、Donald Trump米大統領や米国議会などが国家安全保障上などの懸念を示し、Microsoftは8月に同事業の買収を表明していた。
Microsoftは、声明で「当社の提案は国家安全保障上の利益を保護しつつTikTokのユーザーにとっても最善であり、(買収のために)最高水準のセキュリティ、プライバシー、オンラインの安全性と偽情報対策で最高水準を満たすために取り組んでいただろう」と説明し、「この分野にとって重要なサービスがどのような進化を遂げるか楽しみにしている」とコメントした。
同日時点でOracleは、TikTokの買収について公式にはコメントしていない。