NEC、HCI向けサービスを拡充--サブスクリプションなど新メニュー

ZDNET Japan Staff

2020-10-19 10:20

 NECは10月19日、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)製品「NEC Hyper Converged System」向けサービスを拡充し、サブスクリプションやクラウドバックアップなどのメニューを30日から新たに提供すると発表した。

NEC Hyper Converged System for VMware vSAN
NEC Hyper Converged System for VMware vSAN

 サブスクリプションサービスは、新製品「NEC Hyper Converged System for VMware vSAN」を対象に、「NEC Hyper Converged Systemベンダファイナンスプログラム」として提供する。同製品のシステム構築から保守までの費用を月額で利用するもので、利用契約期間は原則5年間。同製品を資産として保有せず、初期投資額を抑制できるとする。

 また、製品付属の専用管理ツール「NEC Hyper Converged System Console」でソフトウェア更新やクラスターノード拡張の作業の多くを自動化する機能を備え、作業量をソフトウェア更新で約91%、クラスターノード拡張で約64%削減(同社試算)するという。レポーティング機能で将来のリソース予測も行えるとしている。

 クラウドバックアップはオプション機能として提供し、HCIのデータを重複排除しながらAmazon Web Services(AWS)環境に1TB単位でバックアップできる。

 価格は、NEC Hyper Converged System for VMware vSANが732万3400円から、ベンダファイナンスプログラムが個別見積もり、クラウドバックアップソリューションは初期費用10万円と月額3万7000円(最低1TBから)ほか、となっている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]