スポーツアパレル企業のゴールドウインは、デジタル変革(DX)を推進し、ウィズコロナ時代のビジネス価値の創造や多様な働き方をサポートするコンテンツ基盤として、「Box」を採用した。Box Japanが発表した。
同社は、遠隔地を含めた社内外の業務関係者との紙の資料を含めたコンテンツの共有方法や、コロナ禍において展示会などに参加できない取引先に対する、ブランドや製品の特徴の伝達方法について課題を抱えていた。
ゴールドウインはBoxに対し、単なるファイルサーバーの置き換えではなく、DXの基盤として利用することを求めていた。同サービスは容量無制限のため、企業内情報の一元化が可能となり、ペーパーレス化の促進、コラボレーション、作業プロセスの大幅な短縮が実現できるとしている。またマルチデバイス対応であり、動画コンテンツ配信によってオンラインプロモーションが可能という点も採用の決め手となった。
同社は現在、Boxを活用して、カタログや原稿といった業務コンテンツの一元管理を実現している。これにより、取引先とのカタログや原稿の校正作業など、業務プロセスを大幅に効率化することができた。さらに、ペーパーレス化には複合機との連携を構築し、紙文書の大幅な削減を実現した。
また、Box上で動画コンテンツを配信することにより、コロナ禍でもオンライン展示会が開催でき、新製品や各ブランドのこだわり、製品の特徴などを取引先に伝えることが可能になったという。