台湾に本社を構えるMicroStar Internationalの日本法人となるエムエスアイコンピュータージャパン(MSI、台東区)は11月12日、ビジネスパーソンやクリエイター向けに展開するノートPCブランド「Prestige」シリーズの新機種を発表した。
15.6型の「15-A11SCS-032JP」、14型の「14-A11SCX-205JP」「14EVo-A11M-535JP」の3機種で、いずれも「Wi-Fi 6」に対応する第11世代CPU「Tiger Lake」搭載モデルとなる。それぞれカーボングレイ、ローズピンク、ピュアホワイトの単色展開。11月19日から販売する。
4K対応、Tiger Lake UP3シリーズの最上位CPU搭載
15-A11SCS-032JPは、Tiger Lakeの消費電力が12~28Wとなる「UP3」シリーズの最上位モデルCPU「Core i7-1185G7」と、GPU「GeForce GTX 1650 Ti Max-Q デザイン」を採用。
32GBのメモリー、1TBのNVM Express(NVMe)接続対応のM.2 ソリッドステートドライブ(SSD)を搭載し、Adobe RGB相当の4K(3840×2160)液晶パネルを選択可能。メモリー不足やデータ転送不足などを気にせずに作業できるという。
筐体は1690g、356.8×233.7×16.9mmで、バッテリー駆動時間は最大16時間。
筐体イメージ(出典:MSI)
OSは「Windows 10 Pro」。USBの最新規格「USB4」とデイジーチェーンにも対応する「Thunderbolt4」も搭載。顔認証可能なマイク内蔵ウェブカメラと指紋認証リーダーを搭載する、セキュリティ対策がしっかりしたテレワーク向けモデルと説明している
Prestige-15-A11SCS-032JP
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OS:Windows 10 Pro
CPU:Core i7-1185G7
メモリー:32GB
ストレージ(SSD):1TB
ディスプレイ:15.6型
表示方式:4K 3840×2160、非光沢
駆動時間:最大16時間
質量:約1690g
外形寸法(幅)×(奥行)×(高さ):356.8×233.7×16.9mm
カラー:カーボングレイ
税込価格:25万5000円前後
ローズピンク採用のクリエイター向けモデル
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14-A11SCX-205JPは、本体カラーにローズピンクを採用。筐体は1290g、15.9mmの薄型、軽量モデルになるという。
CPUはCore i7-1185G7、GPUは「GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン」を採用。液晶パネルはsRGB相当のフルHD(1920×1080)。バッテリー駆動時間は最大10時間となっている。
Prestige-14-A11SCX-205JP
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OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-1185G7
メモリー:16GB
ストレージ(SSD):1TB
ディスプレイ:14型
表示方式:FHD 1920×1080、非光沢
駆動時間:最大10時間
質量:約1290g
外形寸法(幅)×(奥行)×(高さ):319×219×15.9mm
カラー:ローズピンク
税込価格:17万8000円前後
Iris X搭載のEvo認証PC
14EVo-A11M-535JPは、CPUは「Core i5-1135G7」、GPUは「Iris Xe graphics」を搭載。コストパフォーマンスに優れ、Intelが「Ultrabook」に続くプログラムとして展開する「Evo プラットフォーム」認証PCとなるという。
筐体は1290g、319×219×15.9mmで、バッテリー駆動時間は最大12時間。
Prestige-15-A11SCS-032JP
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OS:Windows 10 Home
CPU:Core i5-1135G7
メモリー:16GB
ストレージ(SSD):512GB
ディスプレイ:14型
表示方式:FHD 1920×1080、非光沢
駆動時間:最大12時間
質量:約1290g
外形寸法(幅)×(奥行)×(高さ):319×219×15.9mm
カラー:ピュアホワイト
税込価格:13万8000円前後
MSIは、ビジネス、クリエイター向けのノートPCを「Content Creation Series」として展開。中心に据えるPrestigeのほか、ハイエンドな「Creator」、エントリーの「Modern」の3シリーズを用意している。
また、9月にはロゴの刷新、より上位のビジネスノートPC「Summit」シリーズを発表している。