レッドハットは1月4日、同日付で代表取締役社長に日本マイクロソフトの常務執行役員などを務めた岡玄樹氏が就任したと発表した。

レッドハット 代表取締役社長に就任した岡玄樹氏(提供:レッドハット)
岡氏は、日本マイクロソフトでCOO(最高執行責任者)としてクラウドやSaaS、ビジネスアプリケーション、ハードウェアビジネスグループ、マーケティング、オペレーション、コーポレートソリューションセールス、競合分析、カスタマーエクスピリエンスおよび広報などの支援部門を含む日本事業を統括した。マイクロソフト以前は、リーマン・ブラザーズ、マッキンゼー・アンド・カンパニー米国ニューヨーク支社、ソフトバンク・グループのチーフ・グローバル・ストラテジスト役やアリペイ日本代表などの要職を歴任した。
同社では、2020年9月に望月弘一氏(現・日本ヒューレット・パッカード社長)が退任して以降、米Red Hat アジア太平洋地域担当 シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのDirk-Peter van Leeuwen氏が暫定社長を務めていた。岡氏の就任により Leeuwen氏は、アジア太平洋地域担当 シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーの業務を遂行するとしている。