Microsoftは3月中旬に、「Microsoft 365」と「Office 365」の教育および企業向けサブスクリプションで新しい「サービスプラン」を提供する計画だとみられる。このプランは「Teams Pro」とされており、ウェビナー機能と「ミーティングインテリジェンス」機能を「Microsoft Teams」に追加するようだ。
提供:Microsoft
同社は詳細を明らかにしていないが、Petri.comが書いているように、「Office Message Center」のメッセージ238782の投稿で、この計画について触れている。これによると、Teams Proは、テナントレベルで3月中旬よりロールアウトされる。そしてTeams Proの新機能は、「Microsoft 365 Office 365」「Microsoft 365 E3」「E5」「A3」「A5」「Business Standard」「Business Basic」のライセンスを持つ全てのユーザーがデフォルトで利用可能だという。
この投稿では、ウェビナー機能とミーティングインテリジェンス機能が無償もしくは有償のアドオンなのかどうか明確ではない。筆者は同社に問い合わせたが、現時点で回答は得られていない。
Microsoft MVPのVesa Nopanen氏は先週、新しいTeams Proプランについてツイートした。Teams Proは「ダイナミックビュー」のような機能やその他の会議関連のオプションを追加する可能性があるとしている。Teams ProがほかのMicrosoftのサブスクリプションのアドオンとして提供されるかもしれないし、そうでないかもしれないとコメントしている。
Microsoftは現在、ユーザーがウェビナーのような方法で、Teamsをオンラインミーティングプロバイダーとして使用できるようにしているが、シンプルなオプションではないかもしれない。
Microsoftは「Outlook on the web」で「Meeting Insights」という機能を用意している。これは、「MyAnalytics」や「Workplace Analytics」(Microsoft 365などで提供されている別の「インサイト」技術)とは異なる。Meeting Insightsは、人工知能(AI)機能を提供し、ユーザーが会議の前、会議中、会議後に「あたかもアシスタントの助けを借りながら簡単に」情報を探せるようにする機能で、Microsoft Researchが開発したテクノロジーだ。
Meeting Insightsは、「Outlookモバイル」(AndroidとiOSデバイス)で、商用のMicrosoft 365とOffice 365のユーザーが利用できるようになっている。ユーザーが会議前に会議の準備をしたり、会議中に参照したり、終了後には会議メモなどを取得したりできるように、関連コンテンツを提供する。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。