マイクロソフトの開発者会議「Build 2021」、米国時間5月25日よりオンラインで

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2021-04-05 10:24

 Microsoftの年次開発者会議「Microsoft Build」が米国時間5月25日~27日に開催される。2021年もオンラインイベントとなる。数週間前から開催日の情報が何度かリークされていたが、正式なスケジュールがようやく明らかになった。

Microsoft Build
提供:Microsoft

 Microsoftのイベント関連のページに、「Build 2021」について掲載されている。(MicrosoftのパートナープログラムマネージャーDonovan Brown氏がこのリンクを教えてくれた)。Buildの公式サイトには、2021年の正式な開催日がまだ書かれていない。

 広報担当者は筆者に、この開催スケジュールが正式なものだと認めた。登録受け付けを開始する時期については、現時点で公表できる情報はないと述べた。

 Microsoftは2021年、主要な大規模カンファレンスを小規模なオンラインの「What's Next」イベントで補完している。

 Microsoftが予定しているとみられる「What's Next for Windows」イベントがBuild 2021そのものなのか、Buildの前に開催される別のオンラインイベントなのかは分からない。Microsoftは2021年、大規模な製品発表の一部を、別の専用のオンラインイベントの形で実施している。2月の「What's Next for Industry」イベントでは、複数の業界向けのクラウドが新たに発表された。今春行われた「Ignite」は、「What's Next for Cloud」イベントとみなされていたようだ。また、「What's Next for Security」というオンラインイベントの開催も予定されているとみられる。

 Microsoftは2021年、「Windows」取り組みを強化しようとしているようだ。したがって、Buildには、「Windows 10X」や「Windows 10 21H2」などを際立たせる新しいコンテンツが含まれる可能性もある。近年のBuildイベントでは、「Office」や「Azure」「Power Platform」、IoTが前面に押し出されており、Windowsの比重はそれほど高くなかった。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  3. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]