三菱オートリースは、ドリーム・アーツの「SmartDB」を導入した。5月から利用を開始しており、今後は業務自体を見直しながら、最終的に約350ある紙業務をデジタル化していく計画だ。
SmartDBでデジタル化した申請業務の登録画面
SmartDBは、ワークフローとウェブデータベースの機能を備えた業務基盤。ドリーム・アーツでは、現場の個別業務や全社の共通業務をデジタル化する大企業向けの「業務デジタル化クラウド」と呼んでいる。 ノーコード/ローコードで業務アプリケーションの作成が可能となっている。大企業に必要なきめ細やかな権限設定や高度なセキュリティ要件にも対応している。
三菱オートリースでは、デジタル戦略部が中心となって、経営企画部、情報システム部と連携してプロジェクトを推進している。
まずは総務・経理部門から着手しており、申請に関連する紙業務をデジタル化していく。プログラム経験のない現場担当者が1カ月で8つの業務を1人でデジタル化した実績もあるという。現在はバックオフィス業務以外のフロント業務にまで利用範囲の拡大を検討中という。