NTTドコモ、IPv6シングルスタック導入に向け開発者に試験環境を提供

ZDNET Japan Staff

2021-06-29 17:19

 NTTドコモは、2022年に同社契約者の端末にIPv6アドレスのみを払い出す「IPv6シングルスタック方式」の導入を予定し、7月1日からアプリケーションやコンテンツの開発者へ動作確認のための試験環境を提供すると発表した。期間は12月3日までを予定する。

 同社では現在、IPv4アドレスとIPv6アドレスの双方を契約者の端末に払い出している(IPv4/IPv6デュアルスタック)。IPv4アドレスは長らく世界的な枯渇が危惧されている。同社では、IoT機器の増加や5G(第5世代移動体通信)の普及に伴うインターネット接続機器の増加を見据えて、IPv6アドレスのみを払い出すIPv6 シングルスタック方式を導入するとしている。

イメージ
イメージ

 試験環境で接続可能な端末は、iOS端末ではiPhone 6s/6s Plus以降(iOS 14.5以降)およびiPad 5以降、iPad Air 2以降、iPad mini 4以降、iPad Pro(同)、Apple Watch Series 3以降(watchOS 7.4以降)、Android端末は2021年夏モデル以降の対象機種になる。

 詳細については同社サイトで説明している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]