ソニー銀行 CONSULTING PLAZA(CONSULTING PLAZA)は、NTTデータエービックの「Wealth Concierge」を採用した。Wealth Conciergeとは、タブレットやウェブでの利用を想定して開発された、デジタルコンテンツをベースとするソリューション。
CONSULTING PLAZAは、同行のコンセプトやノウハウを集約してデジタル化することで「担当者間で共有できる」「オンライン上でも顧客に分かりやすくスムーズに情報提供できる」「限られた面談時間でコンサルティングにより多くの時間をかけられる」などの効果が期待される。
CONSULTING PLAZAでは、全国の顧客を対象に来店とオンラインの両方で資産運用や住宅ローンの個別相談を実施しているが、コロナ禍の影響もあり、オンラインでの相談が増えている。
Wealth Conciergeでは、動的な画面も取り入れられるデジタルコンテンツを活用することで、PDF資料や紙媒体資料と比べて高い表現力を実現する。また、「強調したい部分に動きを付けて分かりやすくする」「顧客の印象に残るようにする」といった工夫もできる。
加えて、説明すべきメインシナリオを設定し、メインの情報を補足するコンテンツやPDF資料のリンクを用意することで、顧客の理解度や興味に合わせた情報提供をスムーズに行うことが可能となる。
さらに、優秀な担当者のノウハウや金融機関としての戦略/コンセプトをシナリオ化することで、それらを担当者間で共有することができる。 また、ログデータを取得し、シナリオコンテンツを客観的に評価することで、シナリオのブラッシュアップに活用することも可能となる。
担当する顧客のタイプは金融機関ごとに異なると想定されるため、NTTデータエービックでは今後、事業戦略や経営方針を聞き取りながら、各金融機関に合わせた提案を行う。