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量子コンピューティングへの注目度が上昇、各社が続々と発表する背景と課題

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2021-10-18 07:30

 日本IBM、日立製作所、Google、NECなどIT各社が量子コンピューティングへの取り組みを相次いで明らかにしている。量子コンピューティングとは、出力を計算するのに量子力学を用いるシステムを指す。

 従来、半導体技術によってコンピューティングは性能を向上させてきたが、技術面で限界が来ていることが背景にある。一方、人工知能(AI)やビックデータの利用範囲が拡大していることにより、さまざまな分野において計算処理が求められている。

 量子コンピューティングには、ゲート型とアニーリング型の2つがあると言われており、特に現在アニーリング型が注目されている。東京工業大学の西森秀稔教授が1998年にアニーリング型の理論を提唱し、D-Waveが2010年ごろに初めて構築した経緯がある。

 一方で、アーキテクチャーが従来型のコンピューターとまったく異なるため、量子コンピューティングに対応できる人材が不足しているなど課題も見えている。

 各社が取り組む量子コンピューティングについて、記事を集めた。

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