ニトリホールディングスは、グループの間接費管理の基盤として、コンカーの経費精算・管理クラウド「Concur Expense」を含むSAP Concurソリューションの導入を決定した。コンカーが発表した。
2021年11月に店舗勤務の社員を含む約6000人を対象に導入後、2022年2月にグループ会社の島忠への展開を予定している。また、今後は中国・台湾・東南アジア各国に展開するグループ会社への導入も検討している。
ニトリホールディングスでは、社員の利便性向上と、デジタルを活用したガバナンス強化を目的として今回の導入を決定、交通系ICカードやコーポレートカードといったキャッシュレス連携によるデジタル化に加え、社内規程・ルールの大幅な見直しを同時に実行することで導入効果を最大化していく方針だ。
主な選定ポイントとして、同クラウドサービスの継続的な機能拡張と外部環境への早期対応力や、海外グループ会社への展開も考慮された設計であることが挙げられている。また法人カードやQRコード決済アプリをはじめ、国内有力サービスとの連携機能や電子帳簿保存法改正への対応力も採用のポイントとなった。