モノタロウ、次期会計システムの基盤にクラウドERPを採用

NO BUDGET

2021-11-17 13:57

 工業用間接資材の電子商取引(EC)サイトを中心に事業展開しているモノタロウは、次期会計システムの基盤として統合基幹業務システム(ERP)「SAP S/4HANA」を採用した。SAPジャパンが11月16日に発表した。システム構築は日本ビジネスシステムズ(JBS)が担当する。

 導入後はモノタロウによる内製での運用を目指しており、導入プロジェクトはモノタロウとJBSの共創体制で推進する。同プロジェクトの中でJBSからS/4HANAに関する知見やノウハウを提供していく。

 新しい会計システムの検討では、大量のトランザクションへのストレスのない対応や単一システムでのスピーディーな決算処理などが条件として挙げられた。また紙文書を電子化し、会計伝票とひも付けられる仕組みや事業全体を俯瞰(ふかん)し、柔軟で正確な経営指標をいつでも確認できる仕組み作りも求められた。

 検討の結果、インメモリーデータベースを基盤としたS/4HANAとマネージドクラウドサービス「SAP HANA Enterprise Cloud」を採用することに決定した。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]