「エキナカ」商業施設の開発・運営を手掛けるJR東日本クロスステーションは、ウイングアーク1stのBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」やワークスタイルDXソリューション「dejiren」、データ基盤ソリューション「Dr.Sum Cloud」を導入した。
東京駅構内の「ecute」や「GRANSTA」などを運営するJR東日本クロスステーションは、既に導入していた業務改善プラットフォーム「kintone」が管理するデータをさらに手軽に集計し、可視化するツールとしてMotionBoard Cloudを導入した。また、営業担当者の現場でのデータ活用をより簡易に行うため、既に導入していたチャットツール「LINE WORKS」とMotionBoard Cloudを連携することができるdejirenを導入した。
店舗別の売上データと進捗率を可視化するダッシュボード
MotionBoard Cloudの導入により、これまで営業担当者が毎日手作業で集計し、Excelにまとめていたデータの集計やレポートの作成が自動化され、すぐに出力できるようになった。これによりレポートティングにかかる工数をゼロにできた。また、dejirenを導入したことで関係者にメール送付していた売上報告業務を自動化できるようになりMotionBoard Cloudで集計したレポートをLINE WORKSのチャットボットを使って自動で共有し、人手を介さずにデータを取得できるようになった。
導入後のシステム構成
さらに、JR東日本グループのカンパニー再編により、10台の売上管理サーーにバラバラのフォーマットで蓄積しているデータを集約、統合する必要がありDr.Sum Cloudが導入された。Dr.Sum Cloudの導入により、管理する商業施設が増えた後も、スムーズに複数の売上管理サーバのデータを集約できるようになっている。